「好きな場所で好きな時に仕事がしたい」
「今の収入にプラスで収入を得たい」
Webライターは未経験でも始めやすく、働き方も自由なので、専業でも副業でも人気の職業です。
しかしWebライターを目指すにあたって「自分ってWebライターに向いているのかな?」と疑問に持ちますよね。
そこで本記事では、現役Webライターの私がWebライターに向いている人と向いていない人の特徴を紹介していきます。
Webライターに必要なスキルも紹介するので、自分に適しているかをぜひ確かめてください。
ただし、やっていくうちにスキルが身について活躍する人もいるので、迷ったら「とりあえずやってみる」のもおすすめですよ。
Webライターが向いている人の特徴5つ
では、Webライターに向いている人の特徴を紹介していきます。
Webライターに向いている人の特徴
- 文章の読み書きが好き
- 好奇心が旺盛
- 修正力がある
- 継続力がある
- コミュニケーションが得意
では一つずつ解説していきます。
文章の読み書きが好き
Webライターは「書くことが好き」な人はかなり向いていると言えるでしょう。
なぜならWebライターのメインは、文章を書くことだからです。
実際に1日に5,000〜10,000文字を書くことも少なくありません。
そのため、文章を書くのが苦手な人は地獄になるでしょう。
一方で、文章を書くのが好きな場合、ライターを続けるエネルギーになります。
文章を書くのが好きな方は、ぜひ始めていきましょう。
好奇心が旺盛
好奇心旺盛な人はWebライターに適しています。
なぜなら、Webライターの執筆ジャンルは多岐に渡り、知らない知識を取り入れることも多いからです。
例えば、Webライターで需要が高いジャンルは下記の通りです。
Webライターの需要が高いジャンルの例
- 金融
- 不動産
- 転職・副業
- IT
- 医療
もちろん上記以外にも、取り組む場合はあるでしょう。
どんな情報に対しても興味を持ち、知見を広げたいという好奇心旺盛な方にWebライターは向いています。
修正力がある
Webライターでは、修正力が強みになります。
なぜなら、クライアントや編集者から間違いを指摘されたり、文章修正の依頼を受けることがあるからです。
そのアドバイスを素直に修正できる人は、クライアントにとってもありがたい存在です。
もちろんこだわりを持つのも悪いことではありません。
しかしWebライターにおいて、クライアントの意向に柔軟に対応できる人は重宝される傾向にあります。
継続力がある
Webライターでは、継続力が大切です。
なぜならWebライターを始めた最初の数ヶ月は、案件獲得できず収入も上がらないからです。
しかし、継続して案件受注やスキルアップをすることで、収入は確実に伸びていきます。
あなたが1年・2年と積み上げることができるなら、Webライターに向いていると言えますよ。
コミュニケーションが得意
Webライターにコミュニケーション力は必要ないと思われる方も多いでしょう。
しかしWebライターにもコミュニケーション力は必要です。
もちろん記事執筆は1人で行いますが、成果物の提出や修正など、頻繁にクライアントと話す機会があります。
そのため、クライアントの意向を読み取ったり、わかりやすく伝えることが必要となります。
円滑にコミュニケーションが取れる人は、Webライターとして早く成長できますよ。
Webライターに向かない人の特徴3つ
では続いてWebライターに向いていない人の特徴を紹介していきます。
Webライターに向いていない人の特徴
- 文章を書くのが苦手
- 自己表現をしたい
- 責任感がない
では一つずつ解説していきます。
文章を書くのが苦手
Webライターのメインの仕事は、文章を書くことです。
そのため、文章を書くのが苦手・嫌いな人はかなりきつい仕事でしょう。
実際に私の知り合いで、文章を書くのがキツくてやめた人もいました。
しかし、練習を続けるうちに文章を書くのが好き・得意になる人もいます。
まず数ヶ月ほど取り組んで判断するのがおすすめです。
自己表現をしたい
Webライターでは、自分が書きたいことではなく、依頼された文章を書きます。
そのため、執筆で自己表現したい方には向かないでしょう。
もし自己表現の手段として記事を書きたい場合は、ブログを始めるのがおすすめです。
ブログでは、自己表現もできて、稼げるという状況に繋がる場合もありますよ。
責任感がない
Webライターの案件には、納期が設定されています。
そのため、責任を持って納期までに完了させることが絶対条件になります。
逆にどれだけいい記事を書いても、納期に間に合わなければクライアントの信用を失います。
クライアントの記事を書いているという責任感が持てない方は、やめた方がいいでしょう。
Webライターの仕事内容と収入
続いてWebライターの仕事内容と平均収入を簡単に紹介していきます。
Webライターの仕事内容
Webライターの主な仕事内容は、Web上に掲載する記事の執筆です。
例えば、下記のようなメディアやブログの制作に携わっています。
- 企業が発信するメディア
- 個人が運営する大規模なWebメディアやブログ
これらのメディアでは、基本的に記事を納品します、
しかしメディアによっては、画像や図解などを納品することがあります。
さらに、下記のような作業が必要な場合もあります。
Webライターに求められる作業の例
- 記事のリサーチ
- 読者のニーズの分析
- 情報をまとめる作業
- WordPressへの入稿作業
案件によって作業が異なるので、自分に何ができるかを確かめておきましょう。
ちなみにできることが増えるほど、報酬は上がっていきますよ!
Webライターの平均収入
Webライターの働き方には、正社員・フリーランス・副業の3種類があります。
そしてそれぞれの平均収入額は、もちろん異なります。
比較すると下記の通り。
Webライターの平均年収
- 正社員:約450万円
- フリーランス:約475万円〜635万円
- 副業:約50万円〜150万円
日本の平均年収は436万円のため、比較すると高い傾向にありますね。(引用:国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査」)
さらにスキルや実績次第では、高収入も目指せます。
Webライターに必要なスキル5つ
Webライターには、様々なスキルの習得が必要です。
ここでは、特に身につけるべきスキル5つを厳選しました。
ライターを目指す方は、ぜひ身につけていきましょう。
必要なスキル5つ
- ライティングスキル
- SEOの知識
- リサーチスキル
- PCスキル
- コミュニケーションスキル
一つずつ見ていきましょう。
ライティングスキル
Webライターは、文章の執筆をメインに行う仕事です。
そのためライティング技術が必須で、特に読者にわかりやすい情報を伝えることが重要です。
適切な言葉とわかりやすい文章での執筆を心がけましょう。
SEOの知識
Webライターは、SEOの知識をつけておくと有利になります。
SEO(Search Engine Optimization)とは「検索エンジン最適化」のこと。SEO対策とは、Googleの検索エンジンの上位を狙う施策のことを指します。
Webライターは一般的に記事を執筆する仕事ですが、その記事は検索エンジンからのアクセスを狙う場合が多いです。
そのため、SEOを意識して執筆できるライターは重宝されます。
SEO対策ができると単価アップにもつながるので、ぜひ身につけていきましょう。
リサーチスキル
記事を執筆する際は、リサーチスキルも必要となります。
必要なリサーチ
- 読者の検索意図は何か?
- どのような記事が上位表示されているか?
- 競合サイトの構成はどうなっているか?
上記のニーズや競合をリサーチすることで、質の高い記事を書けるようになります。
上位表示を狙うために、競合を参考にしたり差別化していきましょう。
PCスキル
WebライターにとってPCスキルは必須となります。
とはいえ、必要なのは簡単なスキルだけです。
必要スキル
- Googleドキュメント
- Word
- WordPressの編集
上記のスキルがあれば、基本的にどの案件も対応可能です。
最低限、GoogleドキュメントとWordが編集できればOKですよ。
ちなみにWordPressの編集ができれば、他のライターと差別化が可能です。
そのため、WordPressに慣れるにはブログを始めることがおすすめとなります。
コミュニケーションスキル
Webライターは、案件獲得の際にクライアントとのやりとりが必要です。
そのためコミュニケーションスキルが必要となります。
得意ではなくても、ある程度こなせるスキルは身につけておいて損はないでしょう。
逆に納期の遅れや返信のスルーは、信頼の損失に繋がりかねないので絶対に避けましょう!
Webライターのスキルを身につける方法
では、Webライターのスキルを身につける方法5つを紹介していきます。
スキルを身につける方法5つ
- 本で学ぶ
- オンラインサービスや動画で学ぶ
- スクールで学ぶ
- 自分でブログ運営をする
- 実践で経験を積む
一つずつ紹介していきます。
本で学ぶ
独学なら本で学ぶのがおすすめです。
なぜならWebメディアの記事を散発的に読むよりも、ライティングの基礎を体系的に学べるからです。
また、情報量に対しての価格も安くコスパがいいのも魅力です。
下記にライティングにおすすめな書籍を紹介します。
おすすめ本
ではWebライターにおすすめのライティング本は下記の通り。
新しい文章力の教室
ライティングの定番書。書けないという悩みを解決してくれる初心者必読の書です。
沈黙のWebライティング
マンガ形式でSEOに強いライティングを解説してくれます。内容も面白く、スイスイ読めるのが魅力的ですね。
オンラインサービスや動画で学ぶ
講義形式のオンラインサービスや動画での勉強方法もあります。
具体的な学習方法
- 動画配信のWebサービス
- Youtube
- 各ASPの学習コンテンツ(A8.netがおすすめ)
これらのコンテンツでは、文章の書き方やライティング案件獲得術を学べます。
SEOの知識など基本的なノウハウも学べるので、Webライターとして知識を深めたい方におすすめです。
スクールで学ぶ
ライティングスクールでは、仕事の進め方やSEO対策された記事の書き方を学べます。
そのため、Webライターとしての価値を上げることも可能です。
Webライタースクールで学べること
- 文章の添削
- 仕事の獲得方法
- SEO対策の知識
専門性のあるプロから直接学べるので、成果も出やすくなります。
こちらは、独学では難しいという方におすすめの勉強方法になります。
自分でブログ運営をする
自分のブログを運営するのも効果的です。
なぜならブログ運営は、SEO対策や記事の執筆を実践できる場だからです。
また分析能力も身につけられます。
- どの記事がよく読まれているか
- どの部分がじっくり読まれているか
- 検索順位はどれくらいか
自分で実践しながら勉強したい人にはおすすめの勉強方法になります。
今なら、ワードプレスで簡単に自分のブログの作成・運営ができます。
ブログの始め方は、下記記事で詳しく説明していますよ。
実践で経験を積む
実践でWebライターとしての経験を積むことも、立派な勉強方法の一つです。
なぜならWebライターの案件では、編集者によるフィードバックがもらえるからです。
また自分のスキルアップには、アウトプットが効果的でもあります。
注意点としては、初心者OKの案件は低単価なものが多くなります。そのため悪質なクライアントには気をつけましょう。
以上がWebライターの勉強方法5選でした。
続いて実際にWebライターになるステップを紹介していきます。
Webライターの始め方4ステップ
では、Webライターの始め方を4つのステップに分けて解説します。
Webライターの始め方4ステップ
- インターネット環境とPCを準備する
- Webライターの知識・スキルをつける
- クラウドソーシングで案件に応募する
- 実際にライティングをする
では一つずつ見ていきましょう。
インターネット環境とPCを準備する
Webライターは、オンライン環境があって成り立つ仕事です。
そのため、インターネット環境とPCの用意が必要です。
PCは、文章の作成やリサーチが問題なくこなせるものならOKですよ。
PCスペック
- OS:WindowsかMacがおすすめ
- CPU:Core i5、Ryzen 5以上
- メモリ:8GB以上
- ストレージ:SSDもしくはHDDとSSDのハイブリッド構成(デュアルストレージ)
- ディスプレイサイズ:持ち運ぶなら13~14インチ、見やすさ重視なら15インチ以上
- バッテリー駆動時間:外で作業することが多いなら8時間以上
また、文章作成にはタイピングの速さも重要なので、早いうちに身につけておきましょう。
Webライターの知識・スキルをつける
Webライターの環境が整い次第、必要な知識・スキルを身につけていきましょう。
Webライターに必要なスキル
- ライティングスキル
- SEOの知識
- リサーチスキル
- PCスキル
- コミュニケーションスキル
特にライティングスキルは、最も重要となります。
ライティングの基礎を身につけることで、Webライターとしての単価も上がりやすくなるからです。
スキルを身につけるには勉強が必要となります。
下記記事では、独学でもできるWebライターの勉強方法を解説しています。
クラウドソーシングで案件に応募する
Webライターの知識・スキルがある程度身についたら、実際にクラウドソーシングで案件に応募していきましょう。
おすすめのサービスは下記の通り
おすすめのクラウドソーシングサービス
これらのサービスは初心者OKの案件も多いので、未経験でも挑戦しやすいですよ。
実際にライティングをする
案件を獲得したら、実際にライティングしていきましょう。
ライティング時は、身につけた知識を活かしながら質の高い記事を書いていきます。
また、案件ごとにリクエストが異なるので、それに応じることも意識しましょう。
ライティングの際に守るべき点は下記の通り
- クライアントのマニュアルを遵守する
- 誤字脱字はなくす
- 納期に遅れないこと
- できるだけ24時間以内の返信
上記の項目を守らないと、「人間性」を疑われかねません。
評価は次の案件にも影響するため、最後まで責任を持って仕上げていきましょう。
まとめ:適性を理解して、前に進んでいこう!
今回は、Webライターに向いている人・向いていない人の特徴を話しました。
それぞれの特徴は下記の通りです。
Webライターに向いている人の特徴
- 文章の読み書きが好き
- 好奇心が旺盛
- 修正力がある
- 継続力がある
- コミュニケーションが得意
Webライターに向いていない人の特徴
- 文章を書くのが苦手
- 自己表現をしたい
- 責任感がない
ただし、向いている特徴に当てはまらないからといって、Webライターで活躍できないわけではありません。
なぜならWebライターには、向き不向きよりもスキルが重要だからです。
また、やり続けてスキルが身についていくうちに、楽しくなることもあります。
そのため、少しでも興味があったら飛び込むことがおすすめですよ。