ラッコキーワードってどうやって使うの?
有料版を使う価値はある?
今回はこんな疑問を解決します。
ラッコキーワードは、Googleなどのサジェストキーワードを取得できるツールです。
キーワード調査に役立つ機能も豊富なので、多くの有名ブロガーなどに愛用されています。
本記事も、ラッコキーワードをフル活用しています。
しかしラッコキーワードには多様な使い方があり、「使い方がわからない」「もっと有効活用できるようになりたい」と思いますよね。
そこで今回は、ラッコ愛用歴2年の僕が「ラッコキーワードの使い方」を基礎からわかりやすく解説します。
無料・有料を網羅的にまとめたので、最後まで読めば明日からラッコキーワードを使いこなせますよ。
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※有料版では正確な検索ボリュームも調査できます!
ラッコキーワードの基本的な使い方
まずラッコキーワードの基本的な使い方を紹介します。
画像付きで分かりやすく解説するので、一緒に進めてみてくださいね。
ユーザー登録の手順
ラッコキーワードは基本無料で使用できますが、1日5回までの使用制限があります。
しかしユーザー登録をするだけで1日の使用制限を5回→50回まで拡張できます。
キーワード選定をするときは、1日何度もラッコキーワードを使用するので、あらかじめ登録すると作業を効率化できますよ。
登録はメールアドレスで簡単にできます。
ラッコキーワードのユーザー登録手順
では下記ボタンをクリックし、ラッコキーワードに移動しましょう。
次に画面右上の「新規登録」をクリックします。
メールアドレスを記入後、利用規約に同意し「登録」をクリックします。
「認証メール送信完了」の通知がくるので、登録したアドレスのメールボックスに移動しましょう。
ラッコIDからメールが来るので、メールに書かれたURLをクリックしましょう。
ラッコ公式の画面に移るので、「ラッコIDに登録する」をクリックします。
ユーザー登録完了画面が出たら、ラッコキーワードの登録は完了です。
ちなみにパスワードを変更したい方は、「ユーザー情報」→「パスワード」に移ることで簡単に設定できます。
デフォルトの複雑なパスワードが嫌な方は、変更することをお勧めします。
これで準備が整いました!ではラッコキーワードの使い方を解説します!
サジェストキーワードの取得方法
ラッコキーワードに移動したら、検索窓に調べたいキーワードを検索しましょう。
今回は「ブログ」と検索してみます。
するとブログに関連するキーワードを879件抽出できました。
ちなみにこの画面は検索ボリュームの調査など、さまざまな便利機能を利用できます。
サジェスト機能の見方・使い方
ではラッコキーワードのサジェスト検索の見方・使い方を紹介します。
Google以外のサジェストキーワードを確認
上記の赤枠部分では、Google以外のサービスのサジェストキーワードを確認できます。
- Googleサジェスト
- YouTubeサジェスト
- Amazonサジェスト
- 楽天サジェスト
- Bingサジェスト
- Google動画サジェスト
- Google画像サジェスト
- Googleショッピングサジェスト
- マルチサジェスト
ブログならGoogleサジェスト、YouTubeに横展開するならYouTubeサジェストなど、用途に合わせて利用しましょう。
サジェストキーワードの深掘り
キーワードの右にある矢印の四角をクリックすると、そのキーワードをさらに深掘りできます。
3語以上のロングテールキーワードを探す時に役立つので、初心者にはおすすめの機能です。
ロングテールキーワードは検索数が少ない分、ライバルが弱い傾向にありますよ!
キーワードのコピー・ダウンロード
ラッコキーワードでは、表示されたキーワードのコピーやCSVのダウンロードができます。
特に「キーワードのコピー」は後述の「ラッコキーワードで検索ボリュームを調べる方法」で活用するので覚えておきましょう。
キーワードの検索結果を表示
キーワード右の矢印をクリックすると、そのキーワードの検索結果に移ります。
実際に上位記事を見られるので、分析としても使えますよ。
以上がサジェスト機能の使い方になります。
ラッコキーワードで検索ボリュームを調べる方法
ラッコキーワードの無料プランのままでは、検索ボリュームの抽出はできません。
そのためキーワードプランナーを併用して、検索ボリュームをチェックする方法を解説します。
キーワードプランナーで検索数を取得する際は、100〜1000などざっくりとした数字のみ表示されます。
正確な検索ボリュームの調査は、月数百円のGoogle広告出稿が必要です。しかしいちいち外部ツールを開くのも手間がかかるので、効率よくブログを運営したい方は、月440〜の有料版がおすすめです。
有料版については、記事後半で詳しく解説しています!
ラッコキーワードの検索結果にある「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックします。
キーワードプランナーに移り、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。
ラッコキーワードでコピーしたキーワードを貼り付け、「開始する」をクリックしましょう。
すると下記のようにサジェストキーワードの検索ボリュームが表示されます。
ちなみに「月間平均検索ボリューム」をクリックすると、検索ボリュームの多い順に並び替えができます。
右上の下矢印をクリックすると、検索ボリュームの結果を保存できます。
過去のプラン指標にある「CSV」または、「Googleスプレッドシート」の利用しやすい方を選んで保存しましょう。
今回はスプレッドシートでダウンロードしていきます。
「Avg. monthly searches」の列に検索ボリュームが書かれていれば、ダウンロードは完了です。
※ダウンロードしたファイルでは、検索ボリュームの表記が「10〜100→50」「100〜1000→500」「1000〜10000→5000」となります。
以上、ラッコキーワードで検索ボリュームを調べる方法でした。
キーワードプランナーの正確な検索ボリューム抽出は、Google広告の出稿が必要です。
正確な検索ボリュームは、キーワード選定において超重要な情報です。月100回と月900回では全く別なので、Google広告かラッコキーワードで課金して正しく把握しましょう。
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ちなみに「キーワード選定」について、詳しくは『【初心者向け】SEOに強いキーワード選定のやり方5ステップを紹介!』をご覧ください。
ラッコキーワード(無料版)の便利な機能の使い方
続いて、ラッコキーワード(無料版)の便利な機能を紹介します。
無料でも役に立つものばかりなので、ぜひ活用してみてください。
記事タイトルの提案
「記事タイトルの提案」では、AIが自動でキーワードに合ったタイトルを提案してくれます。
ここでは「ブログ 記事タイトル」などのある程度ニーズが読み取れるキーワードを打ち込むのがおすすめです。
「ブログ」などの検索意図が広いキーワードを調べても、求める記事タイトルは提案してもらえませんよ。
記事見出しの提案
「記事見出しの提案」では、AIが自動でキーワードとタイトルに合った見出しを提案してくれます。
キーワードでは、2語以上のある程度ニーズが読み取れるキーワードを打ち込むのがおすすめです。
記事タイトルの入力も必須なので、「記事タイトルの提案」→「記事見出しの提案」という流れで使うのがおすすめですよ。
関連する疑問の提案
「関連する疑問の提案」は、そのキーワードに関連する悩みを提案してくれます。
読者ニーズを満たす記事を作るときや、別の記事のネタ集めの参考にもなりますよ。
見出しで「よくある質問(Q&A)」を作る際も参考になりますよ!
関連ワードの提案
「関連ワードの提案」は、キーワードと関連する単語を提案してくれます。
そのキーワードにとって重要な単語を知れるので、サイト作りの幅も広がりますよ。
周辺語・連想語
「周辺語・連想語」では、辞書データやWikipediaから抽出した関連するワードを調べられます。
「関連ワードの提案」と似ていますが、AIの提案以外の回答も見れるので便利ですよ。
類語・同義語
「類語・同義語」では、そのキーワードと同じ意味や似た単語を提案してくれます。
ニュアンス的に「もっと合う言い回しがないかな〜」など悩んだ時に参考になります。
語彙力の向上にもつながるので、ぜひ活用するのがおすすめです。
獲得キーワード調査
「獲得キーワード調査」では、競合サイトの流入キーワードを調べられます。
競合のURLを入力し「検索」をクリックすると、キーワードや検索ボリュームなどが見られます。
競合分析や先輩ブロガーを参考にする際に役立つので、初心者にもってこいの機能ですよ。
見出し抽出(上位20サイト)
「見出し抽出(上位20サイト)」では、上位記事の記事構成や文字数をチェックできます。
記事を上位表示するには、「競合に勝てる記事」を書く必要があります。そのため、競合はどんなニーズを満たしているか?文字数はどれくらいか?など求められるレベルを確認する際に役立ちますよ。
ちなみにブログの記事構成案の作り方は、別記事でわかりやすく解説していますよ。
共起語(上位20サイト)
「共起語(上位20サイト)」では、検索上位の記事で使われる共起語を見られます。
特定のキーワードと一緒に使われやすいワードのこと
共起語を入れることで、ブログ記事の内容がよりわかりやすくなるので、記事作成前にチェックするのがおすすめです。
関連ハッシュタグ
「関連ハッシュタグ」は、SNS上においてそのキーワードのハッシュタグ数を見れる機能です。
これはブログというより、InstagramやTiktokに使える機能ですね。ハッシュタグを見れば流行などが一目でわかるので、SNS運用をしたい方は活用してみてください。
Q&Aの質問(知恵袋など)
「Q&Aサイト(知恵袋など)」は、Yahoo!知恵袋と教えて!gooの質問を表示できる機能です。
斜め矢印をクリックすると、公式サイトに移り質問の回答も見られます。ユーザーのリアルな悩みもわかるのでおすすめです。
ニュース・話題の記事を見る
「ニュース・話題の記事を見る」では、そのキーワードに関連する最近のニュースや話題をチェックできます。
トレンド系の内容を書いている方には、特におすすめな機能ですね。
Googleトレンド
「Googleトレンド」では、そのキーワードの「過去12ヶ月分」と「過去5年分」検索推移を確認できます。
検索数は、読者のニーズとも言い換えられます。推移を見ることで、キーワードの将来性がある程度分析できます。
基本的に上昇傾向であれば今後も増え、下降傾向なら減るなどの予想になりますね。
ラッコキーワードは有料版がおすすめ!
上記では、無料版の便利な機能を紹介しました。
しかし本気でブログ運営するなら、ラッコキーワードの有料版の使用がおすすめです。
もちろん無料版でもキーワードプランナーとの併用で、検索ボリュームの調査ができます。
しかし正確なボリューム数の取得は、数百円のGoogle広告の出稿が必要になります。
どっちにしろ課金するなら、1つのツールで使えるラッコの方が効率的です!
さらにラッコキーワードの有料版は、検索ボリューム調査以外もさまざまな機能を使用できます。
- サジェストプラス:サジェストキーワードの深掘りが可能
- 他のキーワード/質問β:再検索キーワードの取得が可能
- 月間検索数の取得:サジェストキーワードの正確な検索ボリューム調査が可能
詳しくは、後述の「ラッコキーワード(有料版)の機能と使い方」をご覧ください。
多少の月額料金はかかりますが、それだけ投資価値があることは間違いないでしょう。
ラッコキーワード有料版の料金プラン
ラッコキーワードの有料版は、いくつかのプランが用意されています。
プラン名 | 月払い | 年払い |
---|---|---|
エントリー | 734円/月 | 5,280円/年(440円/月) |
ライト | 1,650円/月 | 11,880円/年(990円/月) |
スタンダード | 4,125円/月 | 29,700円/年(2,475円/月) |
プロ | 8,250円/月 | 59,400円/年(4,950円/月) |
エンタープライズ | 16,500円/月 | 118,800円/年(9,900円/月) |
それぞれ機能に差はありませんが、上位のプランになるほど使用回数が増えていきます。
個人ブロガーなら、最安の「エントリープラン」で十分です。
ちなみに年払いだとひと月あたり約300円安いので、10ヶ月分の料金で済みます。年間で3,500円ほど安くなるので、長くブログを続ける方は年払いがおすすめです。
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ラッコキーワード(有料版)の機能と使い方
ではラッコキーワードの有料版の便利な機能を紹介します。
どれも役に立つ機能なので、有料版を検討中や導入済みの方も参考にしてみてください。
サジェストプラス
「サジェストプラス」は、通常版よりも多くのサジェストキーワードを取得できる機能です。
例えば、無料版のサジェスト機能で「ブログ」と検索すると879件の表示があります。
一方で、サジェストプラスでは6288件のキーワードが表示されました。
無料版よりも有益な情報が手に入るので、うまく活用すればお宝キーワードも見つかる可能性がありますよ。
他のキーワード/質問β
「他のキーワード/質問β」は、いわゆる再検索キーワードを取得できる機能です。
ユーザーがGoogleで検索した際に、表示される関連キーワードのこと。
ラッコキーワードにおいては、下記のように再検索キーワードが表示されます。
「再検索されないこと」はSEOにとって重要な要素になります。
そのため再検索キーワードを調べる読者のニーズを満たし、検索上位を狙っていきましょう。
月間検索数の取得
「月間検索数の取得」は、サジェストキーワードの検索ボリュームを取得できる機能です。
画面右上の「月間検索数を取得する(Google)」から取得できます。
ちなみにエントリープランの場合、使用回数に月40回の制限があります。
500キーワードで一回消費されるので、明らかに関係ない語句は排除しましょう。
さらに検索後キーワードをコピーやCSVダウンロードすることも可能です。
CSVでは過去1年間の検索数の推移などもみれるので、とても参考になりますよ。
以上、ラッコキーワード(有料版)の便利な機能でした!
無料版ももちろん便利ですが、有料版を使うことでよりラッコキーワードの価値を感じられます。
一度使ったら離せない機能なので、よりキーワード調査や競合分析に力を入れたい方はぜひ投資してみてください。
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まとめ:キーワード調査はラッコキーワード!
本記事では、ラッコキーワードの導入方法から無料・有料の使い方を解説しました。
ラッコキーワードは無料版でも便利ですが、有料版だとさらに便利になります。
適切なキーワード選定は、アクセスアップにおいて重要なので、本記事を何度も読みながらラッコキーワードを使いこなしていきましょう。
ラッコキーワード以外にもブログ運営において役立つツールはたくさんあります。詳しくは下記記事でまとめたので、併せてご覧ください。