ブログのペルソナってなんで重要なの?
具体的な作り方も教えて欲しい!
今回は、このような疑問を解決します。
ブログにおけるペルソナ設定は大きな意味を持ちます。
ペルソナを作ることで、検索意図をイメージでき、検索意図を満たす記事を書きやすくなります。
しかし、いきなり「ペルソナは重要!」「ペルソナを作れ!」と言われても、初心者にとっては難しいですよね?
実際、僕もペルソナを理解したのはブログ開始から一年後でした。
そこで今回は「ペルソナ」についてわかりやすく解説します。
具体的な作成手順やその後にすることも紹介するので、最後まで読めばブログ運営を効率化できますよ。
ブログにおけるペルソナの前提知識
まず、ブログにおけるペルソナの前提を話していきます。
- ペルソナの詳細設定は不要
- ブログのペルソナは、顔が思い浮かべばOK
- ペルソナ設定の目的は読者ニーズの理解のため
それぞれ解説します。
ペルソナの詳細設定は不要
ブログにおいて、ペルソナの詳細設定は不要です。
なぜならペルソナの目的は、「読者が何を求めているかを、イメージすること」だからです。
よくマーケティングなどで、ペルソナ設定は下記項目が必要と言われます。
ペルソナ設定でよく言われる項目
- 名前・性別・年齢・職業・収入・趣味・生活習慣
- 仲の良い友達・休日の過ごし方など
しかし目的は読者ニーズの理解なので、ここまで細かくなくてもOKです。
例えば「24歳男性。会社員2年目。独身。年収400万。趣味は釣りと飲み会。」のように詳細に設定しても、読者のイメージができなければ意味ないですからね。
ブログのペルソナは、顔が思い浮かべばOK
では、どこまで設定すればいいのか?
結論、「読者の顔が浮かぶまで」で大丈夫です。
例えば、下記のようなものがあてはまります。
- 1年前の自分
- 大学時代の親友
- 職場で仲のいい同僚
この辺なら簡単にイメージできそうですよね。
読者の顔が浮べば、検索意図がリアルに分かったり、使う口調も見えてきます。
本記事でのペルソナの設定方法は、後ほど紹介していきます。
ペルソナ設定の目的は読者ニーズの理解のため
先ほども話しましたが、ペルソナ設定の目的は、「読者ニーズを理解すること」です。
読者ニーズを理解することで、その悩みを解決する記事を作れます。
結果的に、ブログのアクセスや検索順位アップにつながるでしょう。
例えば、僕は「ブログ ペルソナ」と検索するユーザーに、下記の意図があると想定しています。
ブログ ペルソナの検索意図
- ペルソナはなぜ重要なの?
- ブログのペルソナの作り方は?
- ペルソナの活用方法は?
想定したニーズが合っているかは、読者が読むまでわかりません。
しかしペルソナ設定をすることで、圧倒的に精度を高められるのでぜひ作っていきましょう。
では、具体的なペルソナ設定の方法を紹介していきます。
ペルソナ設定の具体的な手順5つ
続いて、ペルソナ設定の具体的な手順を解説していきます。
では一つずつ解説していきます。
キーワード選定をする
まず、キーワード選定をしていきます。
キーワード選定をすることで、記事を書く目的が明確になります。
キーワード選定の方法がわからない方は、下記の記事を見ながら設定してみてください
>>【初心者向け】SEOに強いキーワード選定のやり方5ステップを紹介!
基本的にペルソナは、キーワード1つに対して、1つ設定すればOKですよ。
読者の顔を思い浮かべる
次に、選んだキーワードを検索しそうな読者の顔を思い浮かべます。
僕はよく「1年前の自分」に設定しますが、そのキーワードを検索しそうな友人や知り合いなどでもOKです。
読者が検索した背景を考える
読者の顔を思い浮かべたら、検索する背景を考えます。
本記事でいえば、下記のとおりです。
- ブログ系ユーチューバーが、ブログのペルソナ設定は大切と言っている。
- しかしユーチューブだけでは、理解できなかった。
- そこで「ブログ ペルソナ」とGoogle検索をする
検索の背景は、検索意図を理解するために重要なのでしっかり考えましょう!
読者の検索意図を理解する
続いて、読者の検索意図を理解していきます。
検索の背景からは、下記のような疑問があると考えられます。
- ペルソナの重要性
- ペルソナの設定方法
そうすると、検索意図は下記のようなことが考えられます。
- なぜブログでペルソナが重要なのか知りたい
- ペルソナを設定する方法を具体的に知りたい
つまり、本記事では上記のような検索意図を満たしていけばOKということになります。
検索意図の深掘りをする
最後に検索意図の深掘りを行いましょう。
深掘りのコツは、先ほどの検索意図の「先読み」をすることです。
本記事の場合は、以下の通りになりました。
検索意図の深掘り
- ペルソナはなぜ重要なの?(重要性を解説)
- ペルソナはどうやって作るの?(ペルソナの作り方を解説)
- ペルソナを作ったあとはどうするの?(ペルソナ作成後にすることを解説)
- ペルソナを活かした記事の書き方は?(記事の書き方を解説)
実際はさらに深掘りできますが、今回はここまでにします。
赤字部分が深掘りをした検索意図となります。これは「潜在ニーズ」とも呼ばれます
ニーズの深掘りをすることで読者満足度を高められるので、ぜひ試してみてください。
以上で、ペルソナ設定は完了です。
ブログのペルソナ設定後にやること
最後にペルソナ設定後にすべきことを解説します。
ペルソナ設定後にすること
- 記事を執筆する
- 記事をインデックス登録する
- キーワードの順位を計測する
- 記事のリライトする
ではそれぞれ解説します。
記事を執筆する
ペルソナを設定したら、記事を書いていきます。
すでに検索意図の把握はできているので、あとは記事構成案の作成・執筆するだけです。
ライティング前後に、読者の検索意図を満たせているかを確認しましょう。
あなたの考えた検索意図はあくまで想定なので、それが正しいかはGoogleに判断してもらいましょう。
ちなみに、記事構成案の作り方と記事の書き方は、下記記事をご覧ください。
>>ブログ記事の構成案の作り方7ステップを解説!【テンプレート付き】
>>【初心者向け】ブログ記事の書き方6つの手順と12コツを解説!
記事をインデックス登録する
記事を書いたら、インデックスに登録しましょう。
これは、Googleのロボットに「記事を見にきてね!」と申請するもので、工程は「Googleサーチコンソール」から行います。
上記により、Googleのロボットが自分の記事を見つけやすくなり、検索結果に早く載るきっかけになります。
ちなみにまだサーチコンソールと連携させてない方は、WordPressでgoogleサーチコンソールを設定する方法【初心者向け】をご覧ください。
キーワードの順位を計測する
インデックスが完了したら、数日ほど経つと検索順位がつきます。
検索順位をチェックして、想定した検索意図が正しいか答え合わせをしましょう。
答え合わせは、検索順位チェックツールを使うのが効率的です。
特におすすめのツールは「Googleサーチコンソール」です。複合キーワードの順位も確認できるので、役に立ちますよ。
投稿後しばらくは検索順位が安定しないため、2〜3ヶ月ほどは様子を見ましょう!
記事のリライトする
検索順位が落ち着いたあと、伸び代がある記事は「リライト」しましょう。
検索順位の1位と10位には、クリック数に約10倍の差があります。
そのためタイトルや検索意図など、改めて読者ニーズを満たす記事への調整が大切です。
10位以下の記事はほとんどクリックされないので、最低でも10位には入れるようにリライトを行いましょう。
リライトのやり方について、詳しくは【初心者必見】効果的なブログのリライト方法を5ステップで解説!で解説しています。
まとめ:ペルソナを設定して読者に刺さる記事を書こう!
本記事では、ブログでペルソナを作る方法を解説しました。
ペルソナ設定の手順
ペルソナを設定すれば、より正確に読者のニーズを理解できます。
結果的に読者に読まれやすく、刺さる記事が書けますよ。
商品・サービスの成約にも繋がるので、ぜひこの記事を何度も読みながら実践してみてください。
ブログ記事の詳しい書き方やコツは、こちらで説明しているのでぜひご覧ください。